2020年09月08日
葬儀の時に何を着ていくべきかを迷っている人へ
葬儀の服装と言えば、大抵の人が喪服と言います。喪服を着ていれば、葬儀でも誰もとがめることがないと思い込んでいるはずです。突然、知人や身内が亡くなって誰もがすぐに喪服を用意することができるのでしょうか。葬儀に参列するということは滅多にないことです。
そこで慌ててタンスなどから引っ張りだしてくる場面が頭に浮かんできます。体格によっては以前、着ていたものが窮屈になっている人もいるかもしれません。慌てて、知り合いから喪服を借りてサイズが合わなかったという話も聞いたことがあります。
実際のところ、地味な服装なら何も喪服でなくても大丈夫です。服装は「故人の哀悼の意を表す」という意味を優先させればいいだけです。それでも、地味な服装というのは抽象的で分かりにくい人もいるはずです。例えば、男性は地味なスーツと黒のネクタイ、黒の靴、女性なら黒のワンピースに黒い靴を選びましょう。
女性の場合はメイクも地味にしてアクセサリーはつけないようにします。ただし、真珠だけは例外で派手なデザインでなければつけていてもとがめられることはありません。最後に葬儀の服装はどんな服装であれ、残された遺族の気持ちをよく考えて判断して身に着けることが大切です。