2019年08月11日
国が違えばマナーもそれぞれです
海外には日本と違うマナーが様々あり、お葬式に関してもその例外ではありません。まず式に着ていく服装からその国それぞれの個性があり、例えばアメリカはサングラスの着用が認められている事がほとんどです。アメリカは空気が乾燥している地域が多く、外で長時間サングラス無しでいると健康を害してしまう事からそうした風習があります。
その他、ブラジル等の南米の国ではその猛烈な暑さと湿気から喪服を着るという習慣が無く、ほとんどの人が普段着で参列します。葬儀の形式も様々で、日本では当たり前の火葬はキリスト教の葬式では遺体を傷つけてしまう事からタブーとされ、遺体を傷つけないようにそのまま埋葬するという形式をとっています。
さらに国や宗教により遺体を川や海に葬る水葬や、遺体を野生の鳥に食べさせるという鳥葬等の方法があります。そして1番の違いともいえるのは式にかける費用です。贈る花の用意の仕方に関してもその国や宗教ごとの違いがあります。
そもそもユダヤ教やイスラム教は葬式の際には花は贈りませんし、キリスト教は参列者が贈るのでは無く、遺族が用意するというマナーがあります。海外の式に参列する際には日本とのマナーの違いをしっかりと把握してから参加しましょう。