2019年07月23日
葬儀の費用をできるだけ安くおさえる方法
近年は冠婚葬祭の費用をできるだけ安くおさえる傾向が高まっており、できるだけ費用のかからないやり方で葬儀をする人も増えています。全国平均での葬儀費の相場は195万円で、この中には葬儀費一式、飲食接待費、寺院へのお礼が含まれます。
まず、葬儀費は規模を小さくしたり、形式を変えたりすると安くおさえることができるでしょう。葬儀費一式の相場は120万円ほどですが、家族や親しい友人、知人のみで行う家族葬なら50万円ほど、通夜や告別式を行わない直葬なら10万円程となります。
飲食接待費の相場は30万円、1人当たりの精進料理が約4000円となりますが、参列者の人数によって安くおさえることが可能です。寺院へのお礼の相場は50万円弱で、寺院によって幅があります。このように、葬儀費を左右するのは葬儀形式であるため、安くおさえるためには規模を縮小したり、家族葬にするのがよいでしょう。
また、いくつかの葬儀社で見積もりを出してもらい、同じ内容での費用を比較することも大切になります。多くの人は喪主の経験がないうえ、悲しみに打ちひしがれているためゆっくりと葬儀会社を検討するような気持にはなれません。
もしもの時はどの葬儀会社を利用するなど、あらかじめ決めておくのも良いでしょう。