陽だまり★明日が教える本位牌☆彡

2019年05月23日

今時このくらいは知っているでしょうが

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葬儀を行うに当たっては業界独自の慣習なるものが存在します。それは友引の存在です。友引というのは死んだ人が友をあの世へ連れていくという意味です。友は友人という意味だけでなく、配偶者など家族などもその対象内となってしまいます。

この言い伝えを恐れてか、多くの火葬場や葬祭業者はこの日に告別式を行うことを避けていますし、依頼されてもたいていは受け付けてもらえません。この日は火葬場はメンテナンスのための休業日にしている場合が多いです。

友引は曜日に関係なく約6日に1回ほどでやってきます。ただし時折規則性が崩れるので、常に6日に1回とは限りません。だから業者の会場では、スタッフの部屋でもご遺族の控室でもカレンダーが目立つ場所に掲げられていて、誰もがそれでチェックできるようになっています。

結婚式の世界では大安の日に行うのがいい日だとされていますが、葬儀では大安も仏滅も全く関係ありません。なお告別式以外の通夜とか単に遺体安置をするだけならば友引の日でもかまいません。葬祭業者は24時間365日体制で建物内に誰かが待機して運営されているので、曜日に関係なく休業日なるものはありません。だから夜中であろうが早朝であろうが、電話で依頼することができます。