陽だまり★明日が教える本位牌☆彡

2019年02月12日

読経をしないことのメリットとデメリット

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近頃ではお葬式のスタイルも多様化しています。宗教に縛られず自由な式にしたり、また費用を多くかけたくないという理由から火葬だけで済ませる場合もあります。家族葬というスタイルも一般的になっていて、家族や親類、ごく近しい友人たちのみで行うことも珍しくありません。

そもそもお葬式は残された人の気持ちを整理するための儀式なので、故人や遺族の希望に沿うのが第一です。ただ、家族葬のときに迷うのが、読経の有無かもしれません。当然これは仏教の要素なので、無宗教にこだわるのであればやらなくても構いません。

また、お坊さんに読経をお願いするとお金もかかるので省略も可能です。メリットとしては無宗教の自由な雰囲気の式になること、お金が安く済むことが挙げられるでしょう。しかしデメリットもあって、まず、お経を上げてもらわないと同じく仏教であるお墓には入れません。家族のお墓がもともとなかったり、樹木葬などの方法を取るなら問題はないでしょう。またもう一つ、親類が全員いい顔をするとは限らない点です。世代にかかわらず保守的な考え方の人はいますし、意見の対立が起こる可能性はあるでしょう。もちろん、親類がいなかったり、いても理解のある親類ならば問題はありません。弔う人全員が納得できる方をとりましょう。