2018年06月20日
葬儀の密葬の基礎知識とメリットとは
葬儀は一般葬で故人との縁がある人が足を運ぶものというイメージがありますが、近年では大規模な葬儀を望まない人が増えており、そのことから密葬を選ぶ人も多くなりました。家族葬と混合して考えてしまいがちですが、家族葬とは違いがあります。
家族葬は葬式を執り行った後に、一般の会葬者が参列する機会は設けませんが、密葬は葬式を執り行った後日、改めて一般の会葬者が参列する場を設けるスタイルとなっているということを、基礎知識として頭に置いておく必要があります。
遺族や親戚のみなど、身内のみで行うことから規模が小さくなりますが、流れや内容自体は一般層と大差はありません。身内だけならば身だしなみはそれほど気にする必要はないと考えてしまいがちですが、参列する際は通常の葬式に準じた服装となっており、遺族は通夜と告別式を通して正式喪服か略式喪服を着用するようにし、その他の親族は略式喪服を着用することがマナーとなっています。
親族以外で故人との関わりが本当に深い場合には、通夜や告別式に足を運ぶこともありますが、会葬者は葬儀や告別式では喪服を着用することがマナーということを忘れてはいけません。一般葬とマナー自体に違いはありません。