2021年05月21日
葬儀に参列する際の服装のマナー
葬儀に参列する際には基本的には喪服を着用することになりますが、通夜式の場合には喪服でなければならないばかりではありません。一昔前は通夜に喪服で行くと、不幸を予期して準備していたという意味になることから平伏が当たり前とされていました。
しかし近年では通夜式にのみ参列する人が増えていることもあり、平服は避けた方が良いという考えをする人が増えています。服装を選ぶ際に重要となるのは、故人への哀悼の意を表すという点を優先することであり、遺族は当然告別式も通夜でも喪服を着用するべきです。
本来喪服は遺族と近親者が喪に服していることを示すものとなっており、喪章も同じ意味となります。一般の参列者の場合にも喪服があれば着用するべきですが、遺族よりも格式が高い喪服は着るべきではないので気を付けましょう。
葬儀の服装に関しては理解しているようで、いざ足を運ぶシーンがやってくると何がふさわしいか分からなくなってしまいがちです。自分の立場や年齢に合わせるのはもちろんのこと、適した喪服がすぐに準備できない場合には葬儀業者や会場に問い合わせてレンタル可能かチェックするようにしましょう。
小物類やヘアスタイルなど、身嗜みで気をつけるポイントは多々あります。