本位牌というのは四十九日法要の際に必要なものになります。そのため、法要の大体二週間程度前には購入しておくと良いです。実際問題、本位牌には戒名を刻む必要があるので購入してからある程度の日数がかかります。余裕をもった日付管理をする必要があります。また、大きさも様々あるので、どのようなサイズが適しているのかしっかりと理解しておくようにしてください。まず、サイズ選びのポイントとしてはいくつかあり、基本的にサイズは仏壇のサイズに合わせるようにしてください。
続きを読む
今は、仏壇がない家も多くなりましたが、ほんの一昔前は、仏壇はかならず一家にひとつありました。では日本人にとって仏壇とはどういったものなのでしょうか。家庭にある仏壇は、独特な形をしています。この形は、寺院を小型化したもので、厨子とよばれる小さな扉が付いた入れ物と一体化しています。いわば、家に小さなお寺がある、ということです。家族は、故人を思い、仏壇に向かって、朝に晩に語りかけます。この行為は、悲しみを癒す行為にもなります。
日本人にとって一番ポピュラーな葬儀の方法は仏教葬儀でしょう。一般的に日本人の90%程度は仏教葬儀を行います。その中でお通夜や葬儀で白木に故人の戒名が入ったものを位牌といいます。そして葬儀の際は位牌を使って儀式を行います。そして、忌明け後の四十九日以降は漆塗りの位牌を仏壇に祭っているのを見られた方もいるかと思いますがこれを本位牌と言います。お香や生花・ろうそく・飲食等を供えて故人の供養をするのが一般的な方法です。